はじめに、お読みください


作り方をおぼえよう

どんなに良い材料・良い道具を用いても料理人の腕が悪ければおいしい料理ができません。
良い有機質肥料を作るのも同じです。
どんなに良い設備・良い微生物を使用しても、作り方を理解していなければ良い有機質肥料は出来ません。
しかし、良い有機質肥料を作るのに料理人のように何年も修行を行なう必要はありません。
チョットした気配りと手間を覚えれば誰でも良い有機質肥料は作れます。

 

間違いだらけの肥料づくり

その1 微生物(菌)を混ぜただけでは、良い有機質肥料は出来ません

糞尿・生ゴミの発酵処理では、微生物(菌)を混ぜただけで簡単にしかも早く
有機質肥料になると安易に考えられていますが、早く、尚且つ品質の良い有機質肥料を
作るには、微生物(菌)が活躍する環境をづくりをしなければ、微生物(菌)を混ぜても
あまり意味がありません。

その2 ただ単に機械(装置)によって急激に温度を上げたり、乾燥させただけでは
     良い有機質肥料は出来ません

単なる乾燥や粉砕は、乾燥によって臭いがしなくなり、粉砕によって物理的な分解はされ
見た目は良いが、作物が利用できるまでの有機物の分解はされておらず、良い有機質肥料
とはいえません。(農家の方々が求めている肥料・堆肥ではない)
形状が変わっただけでは、生ゴミは生ゴミ、糞尿は糞尿なのです。

また、毎日投入型の処理機では、良質な有機質肥料は出来ないと考えます。
(ただし、毎日の投入を途中で止め、一定期間発酵処理を行なえば良い有機質肥料は
出来る)

その3 1日(24時間)や1週間程度では、良い有機質肥料は出来ません

有機物を分解するのに適した微生物(菌)を用い、その微生物(菌)が活躍する環境をづくり
(処理物の状態の把握・酸素補給〈切り返し〉・水分管理・温度管理)をする事によって、
効率良く、早く良い有機質肥料は出来るが、限界があります。
1日や1週間などは、論外です。

その4 消滅型について

短時間で水と炭酸ガスに分解する消滅型と呼ばれる処理機があるが、
生ゴミなどは、ほとんどが水分であり乾燥や粉砕によって減容している物がほとんどで、
有機物の分解という面から見ると、短時間で水と炭酸ガスに分解する消滅型処理機には疑問がある。
もし、短時間で水と炭酸ガスに分解・消滅できれば、昨今の糞尿・ゴミ問題はおきてないと
考えます。

  

微生物(菌)の必要性

肥料づくりは,お酒造りと同じ(適した菌とチョットの気配り)

お酒・味噌は麹、ヨーグルトは乳酸菌、納豆は納豆菌、パンならイースト菌と発酵製品は、
それぞれに適した菌を利用し、それぞれに適した環境を与え、気を配って発酵を行なって
います。
有機質肥料も同じで肥料づくりに適した菌を用い、適した発酵処理をする事で品質が良く
安定した有機質肥料が出来るのです。

  

 良い肥料とは(有機質肥料の効果)

有機物の分解が進んだ良い有機質肥料を使用すれば、土づくり(土壌改良)が出来、
作物自身が病気・障害に強くなり、品質・収穫等向上する事は当たり前の事で、
特別すごい事ではありません。
(しかし、その当たり前の事を出来る本当に良い有機質肥料が少ないのが現状です。)

逆に分解の進んでいない悪い肥料を使用すれば土壌や作物に悪影響を与え環境をも悪化
させる事になります。

 

家畜糞尿・生ゴミリサイクルの問題点

 1.肥料の流通の確保

 2.肥料の品質 (肥料の販路を確保しても、品質が悪ければ何もなりません。)
肥料・堆肥の品質が悪く、農家が最初は使うが、だんだん使わなくなり堆肥処理事業(リサイクル)が行き詰まっている例が多い。
耕種農家が使いたがる良質な有機質肥料を作らなければ、本当の意味でリサイクル(再利用)は成り立ちません。
逆に中途半端な肥料では土壌や作物に悪影響をおよぼす可能性が高い。

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